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第5回表象文化論学会賞受賞者
下記の通り第5回表象文化論学会賞受賞者が決定されました。各賞の受賞理由および選考委員のコメントは、授賞式(7月5日(土)開催予定)の報告とともに『REPRE』次号に掲載する予定です。
- 学会賞
- 千葉雅也『動きすぎてはいけない—ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』河出書房新社
- 奨励賞
- 田中祐理子『科学と表象—「病原菌」の歴史』名古屋大学出版会
- 杉山博昭『ルネサンスの聖史劇』中央公論新社
- 特別賞
- 該当なし
【選考委員(50音順)】
- 内野儀
- 貝澤哉
- 千葉文夫
- 中村秀之
【選考委員会】
2013年4月3日(水) 東京大学駒場キャンパス
【選考過程】
2014年1月上旬から2月中旬まで、表象文化論学会ホームページおよび会員メーリングリストにて会員からの学会賞の推薦を募り、以下の作品が推薦された(著者名50音順。括弧内の数字は複数の推薦があった場合、その総数)。
【学会賞】
- 木村陽子『安部公房とはだれか』笠間書院
- 杉山博昭『ルネサンスの聖史劇』中央公論新社
- 田中祐理子『科学と表象—「病原菌」の歴史』名古屋大学出版会(2)
【奨励賞】
- 荒谷大輔『「経済」の哲学— ナルシスの危機を越えて』せりか書房
- 石田圭子『美学から政治へ─モダニズムの詩人とファシズム』慶應義塾大学出版会
- 木村陽子『安部公房とはだれか』笠間書院
- 杉山博昭『ルネサンスの聖史劇』中央公論新社
- 千葉雅也『動きすぎてはいけない—ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』河出書房新社
【特別賞】
推薦なし
選考作業は、各選考委員がそれぞれの候補作について意見を述べたうえで、全員の討議によって各賞を決定していくという手順で進行した。学会賞については選考委員会の総意で、千葉雅也氏の著作に決定した。奨励賞については、最終的に候補に残った杉山博昭氏、田中祐理子氏の著作が甲乙つけがたいという判断により、これら2篇を選出することになった(なお、田中氏の著作は学会賞として、千葉氏の著作は奨励賞として推薦があったものであるが、選考委員会の判断により、すべての候補作を学会賞と奨励賞双方の候補とすることした)。(第5回表象文化論学会賞事務局)
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