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第7回表象文化論学会賞受賞者

下記の通り第7回表象文化論学会賞受賞者が決定されました。各賞の受賞理由および選考委員のコメントは、授賞式(7月9日(土)開催予定)の報告とともに『REPRE』次号に掲載する予定です。

【学会賞】 田口かおり『保存修復の技法と思想 ―古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで』(平凡社)

【奨励賞】 該当なし

【特別賞】 該当なし

選考委員(50音順)
・石光泰夫
・北野圭介
・沼野充義
・根本美作子

選考委員会
2016年4月23日(土) 東京大学駒場キャンパス

選考過程
2016年1月上旬から2月中旬まで、表象文化論学会ホームページおよび会員メーリングリストにて会員からの学会賞の推薦を募り、以下の作品が推薦された(著者名50音順。括弧内の数字は複数の推薦があった場合、その総数)。

【学会賞】
・大久保遼『映像のアルケオロジー ―視覚理論・光学メディア・映像文化』 青弓社
・田口かおり『保存修復の技法と思想 ―古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで』 平凡社 (2)
・浜野志保『写真のボーダーランド ―X線・心霊写真・念写』 青弓社

【奨励賞】
・大久保遼『映像のアルケオロジー ―視覚理論・光学メディア・映像文化』 青弓社
・田口かおり『保存修復の技法と思想 ―古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで』 平凡社

【特別賞】
推薦なし

選考作業は、まず各選考委員が学会賞、奨励賞それぞれの賞に相応しいと思われる候補作を挙げて意見を述べた後に、各候補作についての全員による討議を経て各賞を決定していくという手順で進行した。その結果、最終的に田口かおり氏の著作が学会賞に選出された。また奨励賞に関しては、賞の性格、意義などを鑑みながら慎重に議論が重ねられたが、今年度は該当作なしと決定された。