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第10回表象文化論学会賞受賞者
下記の通り第10回表象文化論学会賞受賞者が決定されました。各賞の受賞理由および選考委員のコメントは、授賞式(7月6日(土))の報告とともに『REPRE』次号に掲載する予定です。
【学会賞】
北村紗衣『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち──近世の観劇と読書』(白水社)
佐藤元状『グレアム・グリーン──ある映画的人生』(慶應義塾大学出版会)
【奨励賞】
佐藤真理恵『仮象のオリュンポス──プロソポンの概念とイメージ変奏』(月曜社)
【特別賞】
該当なし
選考委員
- 亀山郁夫
- 北原恵
- 中島隆博
- 長谷正人
選考委員会
2019年6月2日(日) 東京大学駒場キャンパス
選考過程
2019年1月に、表象文化論学会ホームページおよび会員メーリングリストをつうじて会員から候補作の推薦を募り、以下の著作が推薦された(著者名50音順。括弧内の数字は複数の推薦があった場合、その総数)。
【学会賞】
- 大津若果『隈研吾という身体』(NTT出版)
- 北浦寛之『テレビ成長期の日本映画──メディア間交渉のなかのドラマ』(名古屋大学出版会)
- 北村紗衣『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち──近世の観劇と読書』(白水社)
- 木水千里『マン・レイ──軽さの方程式』(三元社)(2)
- 佐藤元状『グレアム・グリーン──ある映画的人生』(慶應義塾大学出版会)
- 佐藤真理恵『仮象のオリュンポス──プロソポンの概念とイメージ変奏』(月曜社)(2)
- 平芳裕子『まなざしの装置──ファッションと近代アメリカ』(青土社)
- 千葉雅也『意味がない無意味』(河出書房新社)
【奨励賞】
- 北浦寛之『テレビ成長期の日本映画──メディア間交渉のなかのドラマ』(名古屋大学出版会)
- 北村紗衣『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち──近世の観劇と読書』(白水社)
- 佐藤真理恵『仮象のオリュンポス──プロソポンの概念とイメージ変奏』(月曜社)
- 平芳裕子『まなざしの装置──ファッションと近代アメリカ』(青土社)
- 福尾匠『眼がスクリーンになるとき──ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』(フィルムアート社)(2)
【特別賞】
推薦なし
選考作業は、各選考委員が候補作それぞれについて意見を述べ、全員の討議によって各賞を決定してゆくという手順で進行した。慎重かつ厳正な審議の末、学会賞に北村紗衣氏と佐藤元状氏の著作、奨励賞に佐藤真理恵氏の著作を選出することに決定された。