日時:2014年11月8日(土)
場所:新潟大学五十嵐キャンパス 総合教育研究棟 F275教室
17:00-18:30
・ミツヨ・ワダ・マルシアーノ(カナダ、カールトン大学)
・林田新 (京都市立芸術大学芸術資源研究センター研究員)
・猪俣賢司(新潟大学)
司会:石田美紀(新潟大学)
最新作『GODZILLA—ゴジラ』も公開され、誕生60年が盛大に祝われている怪獣の今日的意味を探る。 1954年にスクリーンに現れ、東京を襲った怪獣は、第二次大戦の犠牲者の怨霊であり、 同年3月に起きた第五福竜丸事件に対する痛烈な批判であった。2011年の東日本大震災と福島原発事故を経た今、ゴジラはいかなる姿で私たちの目の前に現れるのか。戦後の視覚文化におけるゴジラの位置を多様な角度から読み解きながら、日本の来し方行く末を考える。