日時:2011年7月2日(土)/7月3日(日)
場所:京都大学百周年時計台記念館大ホール(2日)/京都大学総合人間学部棟(3日)
7月2日(土)京都大学百周年時計台記念館大ホール
京都大学本部構内正門正面:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/clocktower/
京都大学本部構内マップ:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
参加費無料(会員・非会員とも)
14:00-17:00(13:30 開場)
●「森村泰昌とペルソナの表象文化論」
・開会挨拶:岡田温司(表象文化論学会会長・京都大学)
第I部
ワークショップ「〈ペルソナの詩学〉再論──プロソポンから森村泰昌まで」
・司会:日高優(群馬県立女子大学)
・コメンテーターによる提題:
〈ペルソナの隠喩〉再論/岡本源太(京都造形芸術大学)
能面のペルソノロジー/横山太郎(跡見学園女子大学)
関係性の実在論──享楽の自存性としてのペルソナ/信友建志(龍谷大学)
パラマウンド paramound──盛り上がって、ズレること/千葉雅也(日本学術振興会)
・共同討議
第II部
森村泰昌×小林康夫 「Échec et mat ──白のゲームとして」
・作品上映と対談
18:00-20:00 学会賞授賞式+懇親会(会員および関係者のみ)
会場:レストラン「ラ・トゥール」(百周年時計台記念館内)
会員6000円、学生会員5000円
7月3日(日) 京都大学総合人間学部棟
京都大学総合人間学部交通アクセス・キャンパスマップ:http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/#02
事前登録:不要 参加費:会員=無料/非会員=1,000円
9:30-12:00(パネル1は11:30で終了) 研究発表(午前)
●パネル1:過剰なる〈徴候〉──世紀転換期における科学的思考とその表象
・身体計測への熱狂──フランスにおける実験心理学とグラフ/増田展大(神戸大学)
・考古学的モンタージュ──ネアンデルタール人の発見とその脅威/唄邦弘(神戸大学)
・ヒステリーと装飾──世紀末ウィーンにおける欲望の表象/古川真宏(京都大学)
【コメンテーター/司会】
橋本一径(愛知工科大学)
●パネル2:逃れゆく〈声〉の表象──音楽と言葉の狭間、行為としての〈歌〉を問う
・物質的な声、身体的な呼吸──モーリス・ラヴェル〈ため息〉における象徴主義/高山花子(東京大学)
・儒家言語論における〈声気〉と〈身体〉──戴震と皆川淇園/岩根卓史(立命館大学)
・歌の起源、言葉の起源──中世後期における歌の生得性についての問/関沢和泉(パリ第七大学)
・ミュージックヴィデオにおけるリップシンクの《自然さ》の獲得についての一考察/白井雅人(上武大学)
【コメンテーター/司会】
竹内孝宏(青山学院大学)
12:00-12:45 理事会
13:00-13:45 総会(会員のみ)総合人間学部棟1階1102
14:00-16:00 研究発表(午後)
●パネル3:デリダと来たるべきデモクラシーの問い──『ならず者たち』をめぐって
・民主主義の不可視なる「敵」──デリダにおける自己免疫の政治/宮崎裕助(新潟大学)
・民主主義の自己免疫とその反転──残虐性なき死の欲動をめぐって/佐藤嘉幸(筑波大学)
・デリダによる超越論的病理論──カント、フッサールを導きの糸とするデモクラシー再考/長坂真澄(京都大学)
【コメンテーター】鵜飼哲(一橋大学)
【司会】佐藤嘉幸(筑波大学)
●パネル4:中欧における想像された「歴史」──ユーゴスラヴィア、ハンガリー、チェコの国家と芸術
・「歴史」を語るのは誰か── クルスト・ヘゲドゥシチの絵画/素描作品を巡るクロアチア知識人達の言説/門間卓也(東京大学)
・持て余された「グロテスク」──冷戦期ハンガリーにおけるバルトーク《中国の不思議な役人》への評価/岡本佳子(東京大学)
・明るいプラハのために──ミハル・アイヴァス『もうひとつの街』試論/杉戸勇気(東京大学)
【コメンテーター】井口壽乃(埼玉大学)
【司会】百瀬亮司(大阪大学)
16:15-18:45 シンポジウム「映画的権力の諸様態」
● Symposium: Modes of Cinematic Power
・Japan as Disaster: Gojira in the 21st Century / Kota Inoue (University of Redlands, USA)
・Suspension of the Law: Function of State and Enunciating Subject in Oshima Nagisa's Death by Hanging (1968) / Misono Ryoko (Waseda University)
・At Play in the World: The Re-Installment of the Relation of World and Play and the Role of Anime / Alexander Zahlten (Dongguk University, South Korea)
・Mute Power: Political Theory in Contemporary Film Criticism / Jonathan M. Hall (Pomona College, USA)
Commentator: Anne McKnight (University of South California, USA)
Moderator: Alexander Zahlten (Dongguk University, South Korea)
Language: English. No registration required. Adimission: Free for Members, 1,000 yen for Non-Members