第16回大会

日時: 2022年7月2日(土)/7月3日(日)
場所:東京都立大学 南大沢キャンパス1号館

会費:2日午後は無料、2日午前および3日は非会員のみ1,000円
事前予約不要

*大会参加のために臨時託児を必要とする会員に費用の一部を補助します。ご希望の方はガイドラインをご確認の上、6月30日までに申請を行ってください。
*当日、お子さま連れで参加される会員のため、会場内に親子休憩所を設置します。事前申し込みは不要です。ご利用を希望される方は、当日、受付のスタッフにお声がけください。なお、休憩所にスタッフは常駐しておりませんので、お子さまのみでのご利用はご遠慮ください。
*シンポジウムやパネルの参加のために情報保障や支援を必要とする会員は、事前に申し込めば手話通訳・要約筆記・配布資料の拡大コピー・配布資料の事前送付・受付から発表場所までの誘導を受けることができます。希望する会員はできるだけ早く、可能であれば6月15日までに企画委員会 kikaku[at]repre.org までメールでご連絡ください。
チラシ(PDF)をダウンロード


7月2日(土)

10:00-12:00 研究発表(午前)

パネル1 現代芸術における〈ヴァニタス〉モチーフ──虫・布・花 1階110番教室
・W. G.ゼーバルト『土星の環』とヴァニタス/鈴木賢子(東京藝術大学)
・糸・織り・布・服──石内都の写真にみる儚さ/マーレン・ゴツィック(福岡大学)
・「ヴァニタス」といけばな──花の写真の儚さ/結城円(ルードヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン)
【コメンテイター】香川檀(武蔵大学)
【司会】香川檀(武蔵大学)

パネル2 大正期の映画/映画館のテクストとコンテクスト──映画宣伝資料を参照して 2階210番教室
・東京における映画興行地図の変容──サイレント時代の映画配給構造/柴田康太郎(日本学術振興会)
・「メロドラマ」としての映画『五郎正宗孝子伝』(1915年)に関する考察──〈継子いじめ〉の系譜から/紙屋牧子(玉川大学)
・「表現」性の翻訳──ドイツ映画の内外における流通と聴覚的要素/白井史人(名古屋外国語大学)
【コメンテイター】上田学(神戸学院大学)
【司会】紙屋牧子(玉川大学)

13:30-16:15 シンポジウム

「食べること、生きること──歴史・生命・表象──」 1階120番教室
藤原辰史(京都大学)
河村彩(東京工業大学)
星野太(東京大学)
コメンテイター:磯野真穂(人類学者)
司会:福田貴成(東京都立大学)

16:15-17:00 歓談会 1階120番教室
※マスク着用でお願いします。飲食の提供はございません。

17:00-18:45 パフォーマンス・イベント
「言葉と(食べ)物」 1階120番教室
稲田俊輔 Cook’n’Talk Show
対談:食べること、書くこと、しゃべること
   稲田俊輔(エリックサウス総料理長)× 三浦哲哉(青山学院大学)
司会:福田貴成

*シンポジウムおよびパフォーマンス・イベントのみZoomによる中継あり。オンラインでご参加を希望の方は、下記フォームより事前登録をお済ませください。事前登録は会の直前まで可能です。また、非会員の方もご登録いただけます。

シンポジウム:食べること、生きること──歴史・生命・表象──
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_D6ps3K-ASqawEdTJ_epY1Q
パフォーマンス・イベント:言葉と(食べ)物

18:45-19:05 学会賞授賞式 1階120番教室


7月3日(日)

10:00-12:00 研究発表(午前) 

開催校企画ワークショップ 映画理論の現在 2階210番教室
・アンドレ・バザンと「映画理論」/角井誠(東京都立大学)
・映画理論の周縁から──トム・ガニングをめぐって/長谷正人(早稲田大学)
・鑑賞の時間を操作する/細馬宏通(早稲田大学)
・観客論の視座/伊津野知多(日本映画大学)
・フェミニスト映画理論の現在/木下千花(京都大学)
【司会】堀潤之(関西大学)

パネル3 大都市に抗する建築──建築理論・レトロスペクティヴ・オルタナティヴ 1階110番教室
・空気調整と建築的ロボトミー──1930年前後のアメリカにおける「窓のない建物」をめぐる議論について/印牧岳彦(神奈川大学)
・大文字の歴史が生まれる前に──マンフレッド・タフーリの設計活動と「都市の建築」/片桐悠自(東京都市大学)
・大都市の小建築──「貧しいプロジェクト」への理論的考察/大村高広(GROUP)
【コメンテイター】後藤武(株式会社 後藤武建築設計事務所)
【司会】北川佳子(FLOT/S 建築設計事務所)

12:15-12:45 総会(会員のみ) 3階310番教室

13:30-15:30 研究発表(午後1)

パネル4 映像アーカイブ考察──福岡、広島、ソウル、そしてヨーロピアナから学ぶこと 2階210番教室
・地域映像アーカイブとの対話──福岡・広島の事例を中心に/石原香絵(NPO法人映画保存協会)
・韓国映像資料院(KOFA)との対話──プロアクティブなアジアからの配信とその意義/Kim Joon Yang(新潟大学)
・ヨーロッパのフィルムアーカイブとの対話──European Film Gateway に見るデジタルアーカイブの可能性と課題/常石史子(獨協大学)
【コメンテイター】とちぎあきら(独立行政法人国立美術館 国立映画アーカイブ)
【司会】ミツヨ・ワダ・マルシアーノ(京都大学)

パネル5 翻訳のイデア──言語、想起、魔術 3階310番教室
・ジョルジョ・アガンベン『散文のイデア』と翻訳/高桑和巳(慶應義塾大学)
・想起としての翻訳──ヴァルター・ベンヤミン「翻訳者の使命」再考/竹峰義和(東京大学)
・魔術としての翻訳/吉田恭子(立命館大学)
【コメンテイター】佐藤元状(慶應義塾大学)
【司会】佐藤元状(慶應義塾大学)

パネル6 近現代ブラジルにおける芸術と「遊び」の精神 1階110番教室
・オズヴァウヂ・ヂ・アンドラーヂの人間像──「メシア哲学の危機」分析/居村匠(秋田公立美術大学)
・エリオ・オイチシカの参加型作品における「組織的な錯乱」と「遊び」/山野井千晶(武蔵野美術大学)
・リジア・クラーク中後期作品における脱物質的オブジェ論/飯沼洋子(京都大学)
【コメンテイター】都留ドゥヴォー恵美里(京都芸術大学)
【司会】原塁(日本学術振興会)

16:00-18:00 研究発表(午後2)

企画パネル 21世紀の戦争と表象 3階310番教室
・「異なる近代」と情動政治/乗松亨平(東京大学)
・ロシアとウクライナの戦争と反体制アート/上田洋子(株式会社ゲンロン)
・戦争をめぐる映像と感性的なもの/松谷容作(追手門学院大学)
【コメンテイター】清水知子(東京藝術大学)
【司会】本田晃子(岡山大学)

パネル7 「食べていい?」をめぐる快楽:オーラル・セックス、ゾンビの食事、膨張する身体 2階210番教室
・ゲイたちが口にするモノ──今泉監督作品にみる「食べ物・食事」、「オーラル/セックス」の表現とポリティクス/ストキンジェル・アルノー(神戸大学)
・なぜ「人」でなければいけないのか──ゾンビ映画における「食べる」こと/福田安佐子(国際ファッション専門職大学)
・膨張する身体──性的欲望と孤独を食べる/食べさせるクィアな親密性/久保豊(金沢大学)
【コメンテイター】菅野優香(同志社大学)
【司会】久保豊(金沢大学)


*マスク着用、消毒、換気などの感染対策を講じたうえで対面の開催とします。2日のシンポジウムおよびパフォーマンス・イベントはZoomによる中継を行います。URLは後日学会の公式サイトで公開します。新型コロナウィルスの感染状況に鑑み、来場者への飲食物の提供は行いません。

*プログラムは予告なく変更されることがあります。詳細及び最新情報は表象文化論学会ホームページ(http://www.repre.org/)をご覧ください。

問い合わせ先:表象文化論学会第16回大会実行委員会
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 東京大学総合文化研究科表象文化論研究室内
E-mail kikaku[at]repre.org URL http://www.repre.org/

表象文化論学会第16回大会実行委員会
福田貴成(委員長、東京都立大学)
池野絢子(青山学院大学)
大久保遼(明治学院大学)
小川佐和子(北海道大学)
小澤京子(和洋女子大学)
小田透(静岡県立大学)
熊谷謙介(神奈川大学)
杉山博昭(摂南大学)
角井誠(東京都立大学)
髙山花子(東京大学)
古永真一(東京都立大学)
本田晃子(岡山大学)
森元庸介(東京大学)