日時:14:45 - 16:25
場所:西3号館 W371
とちぎあきら(株式会社IMAGICA Lab.)
常石史子(オーストリア国立フィルム・アーカイヴ)
小川佐和子(北海道大学)
ミツヨ・ワダ・マルシアーノ(京都大学)
デジタル映像アーカイブ構想が謳われ始め久しい。しかし、その実態は未だ詳らかにされていない。本ワークショップでは、映像アーカイブの未来がどのようになる事が望ましいのか、会場の参加者と共にラウンドテーブル形式で議論する。日本の映像アーカイブの未来を考えるとき、トップダウンの判断や命令から生まれるのではなく、多くのユーザーの希望や利益に結びつくものであるべきだとわれわれは考える。国内の政治・経済的な利便性だけに左右されるのではなく、グローバルレベルで推し進められてきたデジタルアーカイブへの様々な現状を把握し、歴史的な映像アーカイブ活動の流れの中から求められるボトムアップの在り方を再考することが今求められている。そのためにはどうすれば良いのか?4人の登壇者がまず異なる視点から短い提案/現状報告をし、その後議論を会場全員に拡げる参加型のワークショップである。