日時:2019年7月6日(土)/7月7日(日)
場所:京都大学 吉田キャンパス
会費:6日は無料、7日は非会員のみ1,000円
事前予約不要
*大会参加のために臨時託児を必要とする会員に費用の一部を補助します。ご希望の方はガイドラインをご確認の上、6月30日(土)までに申請を行ってください。
*当日、お子さま連れで参加される会員のため、会場内に親子休憩所を設置します。事前申し込みは不要です。ご利用を希望される方は、当日、受付のスタッフにお声がけください。なお、休憩所にスタッフは常駐しておりませんので、お子さまのみでのご利用はご遠慮ください。
*シンポジウムやパネルの参加のために情報保障や支援を必要とする会員は、事前に申し込めば手話通訳・要約筆記・配布資料の拡大コピー・配布資料の事前送付・受付から発表場所までの誘導を受けることができます。希望する会員はできるだけ早く、可能であれば6月10日(月)までに企画委員会 kikaku@repre.org までメールでご連絡ください。
チラシ(PDF)をダウンロード
7月6日(土)
13:30-16:15 シンポジウム 場所:稲盛ホール(芝蘭会館本館内2階)
アポカリプスの表象/表象のアポカリプス
郷原佳以(東京大学)
桒山智成(京都大学)
中尾麻伊香(長崎大学)
吉本光宏(早稲田大学)
司会:木下千花(京都大学)
コメンテーター:岡田温司(京都大学)
16:45-18:15 パフォーマンス 場所:稲盛ホール(芝蘭会館本館内2階)
ARICA Presents
『終わるときがきた』
──ベケット『ロッカバイ』再訪──
演出 : 藤田康城(ARICA)
出演:安藤朋子(ARICA)
映像:越田乃梨子
テクスト協力:倉石信乃(ARICA・明治大学)
音響協力:福岡ユタカ(ARICA)
トーク
森山直人(京都造形芸術大学)、藤田康城、倉石信乃
19:00-21:00 学会賞授賞式および懇親会(会員および同伴者のみ)
場所:レストラン・ラ・トゥール(京都大学時計台記念館内1階)
7月7日(日)
10:00-12:00 研究発表(午前) 場所:総合人間学部棟
パネル1 「現代映画」におけるメディウムの横断/混交──文学・演劇とのかかわりから(1B05)
・映画空間における発話──オーソン・ウェルズ『マクベス』における演劇のアダプテーション再考/三浦翔(批評/映画監督)
・ストローブ=ユイレ『アンティゴネー』における演劇性について/行田洋斗(京都大学/日本学術振興会)
・トリュフォーの創造行為にみる言葉と映像/原田麻衣(京都大学)
【コメンテーター】中村秀之(立教大学)
【司会】原田麻衣(京都大学)
パネル2 ベルリン、大都市のポリフォニー──群衆の夢/個の記憶(1102)
・ベルリン・オペレッタの変容──行進曲からレヴュー・オペレッタ、古典のパロディへ/小川佐和子(北海道大学)
・モティーフから音響へ──1920年代のドイツにおける「オリジナル作曲」の変遷/白井史人(名古屋外国語大学)
・「カワウソのもとがわたしの家だった」──ヴァルター・ベンヤミン『1900年ごろのベルリンの幼年時代』における、「住む」こと/田邉恵子(早稲田大学)
【コメンテーター】海老根剛(大阪市立大学)
【司会】香川檀(武蔵大学)
パネル3 芸術の教育:戦前・68年・21世紀(1B06)
・教育モデルとしてのラボラトリー──1930年代アメリカにおけるデザイン教育改革を事例として/印牧岳彦(東京大学)
・社会主義都市のシュルレアリスム──建築設計教育におけるアルド・ロッシの〈手法(プロセデ)〉/片桐悠自(東京理科大学)
・芸術論と教育論が出会うとき──ランシエールとその受容者とのあいだで/鈴木亘(東京大学)
【コメンテーター】鯖江秀樹(京都精華大学)
【司会】池野絢子(京都造形芸術大学)
12:00-12:30 総会(会員のみ) 場所:1102
13:30-15:30 研究発表(午後1) 場所:総合人間学部棟
パネル4 Capturing Affects in Contemporary Japanese Media: Gendering Death, Politicizing the Personal, and Caregiving the Aged(1B06)
・Dying Young: The Gendering of Mortality and Mourning in Kira Kira Seishun Eiga/Yutaka Kubo (Waseda University)
・Okinawan Dream Show: Toward an Affective Critique of Takamine Gō’s Essay Films/Ma Ran (Nagoya University)
・Time Recurrence Through Opening Spaces of Sharing: Some Practical Functions of Art in Japan’s Aging Society/Yoshinobu Tsunoo (University of Tokyo)
【コメンテーター】Mitsuyo Wada-Marciano (Kyoto University)
【司会】Yutaka Kubo (Waseda University)
パネル5 アガンベンをどう読むか──言語・スペクタクル・抵抗(1102)
・「言語活動の根拠」をめぐって──アガンベンとハイデガー/中村魁(京都大学)
・ジョルジョ・アガンベンにおけるスペクタクル概念の展開/長島皓平(慶應義塾大学)
・アガンベンと抵抗/高桑和巳(慶應義塾大学)
【コメンテーター】國分功一郎(東京工業大学)
【司会】高桑和巳(慶應義塾大学)
パネル6 Ut architectura poesis──建築の文法と修辞学(1B05)
・建築史の視覚的記述──その支持体と配置、そして解体/小澤京子(和洋女子大学)
・ダンテウム再読──話者のみえない『神曲』として/北川佳子(FLOT/S 建築設計事務所)
・皇帝の署名:バルセロナ・パヴィリオンの修辞学/後藤武(株式会社 後藤武建築設計事務所)
【コメンテーター】桑木野幸司(大阪大学)
【司会】戸田穣(金沢工業大学)
16:00-18:00 研究発表(午後2) 場所:総合人間学部棟
パネル7 映像と怪奇のゆくえ(1B05)
・中田秀夫の映像作品におけるナルシシズム/宮本法明(京都大学)
・『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』をめぐる日中比較的化け猫考/胡言(京都大学)
・ホラー映画の認知主義的分析──ジェームズ・ワン監督作品における恐怖の詩学/西川秀伸(立命館大学)
【コメンテーター】増田展大(立命館大学)
【司会】福田安佐子(国際ファッション専門職大学)
パネル8 〈演じる〉ことをめぐって──シェイクスピアとその演技の諸相(1B06)
・『トロイラスとクレシダ』における自己と演技性/園部燿(京都大学)
・演劇言語が演技にもたらす影響について──ミュージカル『キス・ミー・ケイト』を例に/康閔晳(京都大学)
・福田恆存とシェイクスピア──〈せりふ〉としての日本語を求めて/中谷森(京都大学)
【コメンテーター】小嶋ちひろ(名古屋外国語大学)
【司会】中谷森(京都大学)
パネル9 音の境界(1102)
・堀浩哉によるメディアを用いた1970年代の初期作品──演劇との関わりから/金子智太郎(東京藝術大学)
・オルタナティヴ・ミニマリズム──ジュリアス・イーストマンの音楽語法/高橋智子
・ネガティヴ・ミュージック──デーヴィッド・チュードアにおける沈黙の仮想性/極性/中井悠(京都市立芸術大学)
【コメンテーター】城一裕(九州大学)
【司会】金子智太郎(東京藝術大学)
関連イベント
映画『嵐電』を語る ~時間・空間・すれちがい~
京都大学吉田キャンパスで7月6・7日に開催される表象文化論学会第14回大会(2019年7月6、7日開催)前夜の関連ベントとして、全国順次公開がスタートし話題を呼んでいる京都発の最新劇場公開映画『嵐電』を題材に、『嵐電』鈴木卓爾監督に京都大学で映画を研究する木下千花さんがお話をうかがいます。その映画作品としての魅力を語ると共に、本作では路面電車をいかに映画的装置として発動しているかなどなどを考察していただきます。また、本編に使用された嵐電の様々な時代を映した8mmフィルム映像を流します(当日はデジタル変換された映像を投影予定)。観られる機会が少ない貴重な映像を眺めながら、おふたりのトークを聞きに、ぜひご参集くださいませ。
日時:2019年7月5日(金)19:00-20:30(開場 18:45)
場所:出町座 フリースペース
定員:40名(当日先着順。定員に達し次第受付終了)
*参加費:無料(ご来場の際、出町座1F受付カウンターにご参加の旨お申し付けください)
登壇:鈴木卓爾(映画監督/『嵐電』)、木下千花(映画学専攻/京都大学准教授)
主催:出町座
協力:表象文化論学会、映画『嵐電』、ミグラントバーズ、映画チア部 京都支部、株式会社動輪堂(奥井宗夫氏撮影映像提供)、ネットショップぎんがてつどう
表象文化論学会第14回大会実行委員会
木下千花 (京都大学、実行委員長)
池野絢子 (京都造形芸術大学)
海老根剛 (大阪市立大学)
門林岳史 (関西大学)
北村紗衣 (武蔵大学)
熊谷謙介 (神奈川大学)
桒山智成 (京都大学)
白井史人 (名古屋外国語大学)
武田宙也 (京都大学)
ミツヨ・ワダ・マルシアーノ (京都大学)
森元庸介 (東京大学)
*プログラムは予告なく変更されることがあります。詳細及び最新情報は表象文化論学会ホームページ(http://www.repre.org/)をご覧ください。
問い合わせ先:表象文化論学会第14回大会実行委員会
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 東京大学総合文化研究科表象文化論研究室内
FAX 03-5454-4336 E-mail conference@repre.org URL http://www.repre.org/