第10回大会

日時:2015年7月4日(土)/7月5日(日)
場所:早稲田大学小野記念講堂/戸山キャンパス

参加費:4日は無料。5日は非会員のみ1000円。
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7月4日(土) 小野記念講堂(早稲田キャンパス27号館B2F)

13:00-14:00
映像上映:“Crossroads” (Bruce Conner, 1976, 36min.) 解説:Markus Nornes (University of Michigan)

14:15-16:30
シンポジウム「爆発の表象文化論」
パネリスト:
菊池哲彦(尚絅学院大学)
北村紗衣(武蔵大学)
田村容子(福井大学)
福田舞子(大阪大学)
司会:
橋本一径(早稲田大学)

17:00-18:30
Live&アーティスト・トーク
Open Reel Ensemble
聞き手:草原真知子(早稲田大学)

19:00-
学会賞授賞式ならびに懇親会(会員のみ)
場所:早稲田キャンパス20号館(大隈会館)1階 レストラン『楠亭』

7月5日(日) 研究発表(早稲田大学戸山キャンパス32, 34号館)

*日曜日のため戸山キャンパス正門は閉まっていますが、守衛に声をかけてお入りください。

午前(10:00-12:00):
パネル1:映画的問題の格闘の場としての〈家族〉──1930-60年代日本映画をめぐって(32号館1階127教室)
・小津安二郎『淑女は何を忘れたか』における音声の問題──関西弁と東京弁の対立をめぐって/正清健介(一橋大学)
・木下惠介『夕やけ雲』におけるクィアな眼差し──ホーム・ムーヴィー概念の脱構築の可能性/久保豊(京都大学)
・1960年代純愛映画にみる被爆(者)表象と恋愛結婚イデオロギーの構築/片岡佑介(一橋大学)
【コメンテーター】斉藤綾子(明治学院大学)
【司会】木下千花(首都大学東京)

パネル2:今日のLes immatériaux(32号館1階128教室)
・誰が「非物質化」を恐れているのか──リオタールとLes immatériaux/星野太(東京大学)
・非物質的物質──Les immatériauxと情報技術環境/原島大輔(東京大学)
・アートと科学コミュニケーション/奥本素子(京都大学)
【コメンテーター】小林康夫(青山学院大学)
【司会】門林岳史(関西大学)

13:00-13:45 総会(会員のみ)(32号館1階128教室)

午後1(14:00-16:00)
パネル3:「芸術家的批判」の再興に向けて(32号館1階127教室)
・「異族」との連帯のために──森崎和江の労働運動論と「エロス」のゆくえ/西亮太(中央大学)
・「生ぬるい春のような、出口のない閉ざされた天国」──赤瀬川原平の諸著作における都市と芸術/田尻歩(一橋大学)
・「オンナ」たちの傷の否認を超えて──崎山多美「見えないマチからションカネーが」を中心に/佐喜真彩(一橋大学)
【コメンテーター】河野真太郎(一橋大学)
【司会】田尻歩

パネル4:語られるフィクション(34号館1階151教室)
・朗読の演劇──サミュエル・ベケット『オハイオ即興劇』試論/山崎健太(早稲田大学)
・現代演劇における再現の危機と解決:岡田利規の作品における「語り」に対する一考察/關智子(早稲田大学)
・語る人々、歌う人々──ミュージカル『ドラウジー・シャペロン』とミュージカルのメタ性へのアプローチ/藤原麻優子(早稲田大学)
【コメンテーター】佐々木敦(早稲田大学)
【司会】山崎健太

パネル5:デジタル・メディア時代における身体と経験
(32号館1階128教室)
・ポストヒューマン概念の再検討──キャサリン・ヘイルズの議論をもとに/難波純也(東京大学)
・映像と情動──インターフェースと身体の時空間/難波阿丹(東京大学)
・模倣可能性──AKB48「恋するフォーチュンクッキー」のミュージックビデオの分析/滝浪佑紀(城西国際大学)
【コメンテーター】北野圭介(立命館大学)
【司会】難波阿丹

午後2(16:30-18:30)
パネル6:歌う声のレゾナンス/ディソナンス──身体・自然・欲望
(32号館1階127教室)
・「言葉」から「身体」へ──J・マッテゾンにおける「声楽優位論」/岡野宏(東京大学)
・声の誘惑とその反響/連鎖──南米アンデスのセイレーン信仰における欲望の問題/相田豊(東京大学)
・歌声の内的聴取──記憶の声と歌われた声のあいだで起こる身体的ノイズ/堀内彩虹(東京大学)
【コメンテーター】白井史人(東京医科歯科大学)
【司会】長木誠司(東京大学)

企画パネル:『重力の虹』を読む(32号館1階128教室)
佐藤良明
門林岳史(関西大学)
武田将明(東京大学)
【ディスカッサント】麻生享志(早稲田大学)