【学会賞】
須藤健太郎『評伝ジャン・ユスターシュ』(共和国)
【奨励賞】
荒川徹『ドナルド・ジャッド——風景とミニマリズム』(水声社)
古川萌『ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰──16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ』(中央公論新社)
【特別賞】
該当なし
選考委員
- 沖本幸子
- 亀山郁夫
- 郷原佳以
- 長谷正人
選考委員会
2020年5月17日(日) オンラインミーティング
選考過程
2020年1月に、表象文化論学会ホームページおよび会員メーリングリストをつうじて会員から候補作の推薦を募り、以下の著作が推薦された(著者名50音順。括弧内の数字は複数の推薦があった場合、その総数)。
【学会賞候補作】
- 荒川徹『ドナルド・ジャッド──風景とミニマリズム』(水声社)
- 須藤健太郎『評伝ジャン・ユスターシュ』(共和国)
- 滝浪佑紀『小津安二郎 サイレント映画の美学』(慶應義塾大学出版会)
【奨励賞候補作】
- 荒川徹『ドナルド・ジャッド──風景とミニマリズム』(水声社)
- 岡本佳子『神秘劇をオペラ座へ──バルトークとバラージュの共同作品としての《青ひげ公の城》』(松籟社)
- 桐生眞輔『文身 デザインされた聖のかたち──表象の身体と表現の歴史』(ミネルヴァ書房)
- 古川萌『ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰──16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ』(中央公論新社)
【特別賞候補作】
推薦なし
選考作業は、各選考委員が候補作それぞれについて意見を述べ、全員の討議によって各賞を決定してゆくという手順で進行した。慎重かつ厳正な審議の末、学会賞に須藤健太郎氏の著作、奨励賞に荒川徹氏と古川萌氏の著作を選出することに決定された。